ボックスを導入している泰阜村。
先日、泰阜小の4年生13人が、75品目の防災用品を詰める作業に参加しました。
泰阜村や周辺の町村に配備するための作業です。

有馬さん:
「(子どもたちに)災害対応に対して参加しているという意識を持たせてあげたいのと、被災したときに、もらって当たり前ではなくて、それがどういうふうにして作られているのかも知ってもらうこと。これが大事かなと思います」
ボックスの一番上にバスタオルを入れる理由も説明しました。
有馬さん:
「避難して逃げてきて身体が汚れたり洗うところがなかったり着替えたりするときも困るので、バスタオルがあるとものすごく助かる」
ひとつ12キロのボックスを持ってみる体験も。
有馬さん:
「被災地の避難所にこれがある。もしかするとみんなは(運ぶ)お手伝いすることになるかもしれない」
「この重さは人を助ける重さって思っていて。3日間を助ける重さなんだ、と」

小学生:
「なんかかっこいい。ちっちゃな箱の中に生き延びるためのすべてが入ってってすごいなと」
小学生:
「生きるためにたいせつな、いのちのBOXだなと思いました」