長野県内有数のブドウの産地・中野市では、シャインマスカットなど人気の高級品種の出荷が始まっています。
農家にとってはうれしい収穫の季節ですが、一方で最も警戒するのが大切に育ててきた農作物の盗難です。
夜間のパトロールにも同行しました。


「きょうも元気よくオランチェ開店ですのでお願いします」
「いらっしゃいませー」

収穫の秋を迎えたJA中野市の農産物直売所「オランチェ」。

平日でも多くの買い物客が訪れ、店内は活気にあふれます。

農家が持ち込む採れたての野菜や果物が所狭しと並び、中でも1袋108円コーナーが人気です。

宮入キャスター:
「シメジが1袋108円。丸ナスが5個も入って108円。お買い得です」

買い物客:
「わざわざ新潟から来ました」
「新鮮な野菜が安いから。すごく魅力的です」

そして、今の時期の主役は。


宮入キャスター:
「ナガノパープル、シャインマスカット、クイーンルージュのブドウ3姉妹です」

中野市特産の、ブドウ。

人気の高級品種が直売所にも並び始めました。

買い物客:
「きょうはブドウを買いに来ました」
「ブドウはこの子もすごく食べるので、いっぱい買って、きょうのデザートにしようと思ってます」


JA中野市では、11日からシャインマスカット、16日の週からはクイーンルージュの露地物が、いよいよ出荷される予定で、今年の出来に自信をのぞかせます。