ふたりが生産に取り組むのは、無添加、非加熱の天然ハチミツです。

日本養蜂協会の基準で、商品として出荷するために必要な糖度は78%以上と決まっています。

糖度が一定以上になるようハチの生態を見極め、今は10日ほどのサイクルで6か所の養蜂場を回り、蜜を搾っているといいます。


別當さん:
「遠心分離機を回してハチミツを実際とっていく」
「今でいうと、ヘアリーベッチという、そこに咲いている紫色の花がメインで入ってきていると思いますね。透明系であんまり癖が少ないクリとかだと、真っ黒いハチミツが採れますし、けっこうハチミツの面白い部分はそこかもしれないですね。花の種類によって味とか香りが全然違う」

ハチミツは、様々な花から蜜をとる百花蜜が一般的ですが、ふたりが力を入れるのは、一種類の花から蜜を集める単花蜜です。


ヤマザクラやリンゴ、フジなど、10種類を販売しています。

別當さん:
「普段食べているハチミツと全く味が違うので、そういった所を知っていただければハチミツの可能性が広がるのかなと思って。4月なんかはまだまだ寒いので、そんなに収穫量も増えないし、やっぱり5月6月ここがメインなので、なんとかハチさんにも頑張ってもらって、僕らも倒れないように頑張って、とにかく収穫をするという感じですね」