10年に一度、オランダで開かれる園芸博覧会『フロリアード』。
『花のオリンピック』と呼ばれるこの博覧会で、フラワースピリットのラナンキュラスは、2012年、22年と、最高賞を連続して受賞しました。
フロリアードでの最高賞受賞によって、フラワースピリットの名は海外に知れ渡り、アジアやヨーロッパなどへの輸出を大きく伸ばしました。
川崎哲弥さん:
「海外は、ほしいっていったものはすごく沢山注文くる傾向がありますね。
今は円安なので、1回に100本、200本、300本みたいな単位で注文数来ることがあります」
多様な品種やボリューム、日持ちの良さなどが評価され、日本の切り花は、アジアを中心に輸出が伸びています。
2022年の輸出額は、総額で15.1億円。
近年急増しています。
主な輸出品目には、ラナンキュラスやトルコギキョウなど、長野県が主力産地の花も含まれます。
海外への出荷にも力を入れるフラワースピリットのラナンキュラス。
この冬、県が出展する海外の園芸博覧会で、およそ30品種を出品することになりました。
県農政部園芸畜産課・荻原麻琴(おぎわらまこと)さん:
「信州は花の種類が多くて、海外の方が見たことない花手に入らない花っていうのがいっぱいあるので、販路拡大につながればいいなと考えています」
川崎哲弥さん:
「世界で何本という私たち一番最高級のものを出荷しているので」
上條智之さん:
「いろんな人がそれを見てよろこんでくれたらなって、シンプルな気持ちでいます」