北陸新幹線の敦賀延伸が、1か月後に迫りました。
北陸新幹線は2015年3月に長野から金沢まで開業。
そして3月16日、福井県の敦賀駅までの125キロが開業します。
長野と敦賀の間の所要時間は、最も早い列車で1時間48分、50分近く短縮されます。
新幹線の新たな終着駅となる敦賀市の見どころを取材しました。
伊藤一郎記者:
「ここは福井県敦賀市です。そして、こちらに見えるのがJR敦賀駅。北陸新幹線の新しい終着駅です」
敦賀湾の波のきらめきを表したという白い壁と窓が印象的な駅舎。
新幹線の新しい終着=敦賀駅は、3階部分が新幹線ホームに、1階が大阪や名古屋方面に向かう在来線の特急用ホームになります。
駅の東側では、3月の開業を控え、駅前の整備が進められていました。
敦賀市は、美しい海も自慢の一つ。
駅から敦賀湾まではバスで10分ほどで、白浜に続く松並木が美しい「気比(けひ)の松原」の絶景も。
「北陸のハワイ」と呼ばれる水島(みずしま)では、透明度の高い海で海水浴も楽しめます。
もちろん、海の幸も豊富です。
55の店と飲食店が揃う敦賀の定番観光スポット『日本海さかな街(まち)』には、さまざまな海産物が並びます。
ますよね本店・玉村晋一店長:
「これは福井県の越前がに。3月20日まで(漁が)解禁されているブランドの越前がにといいます」