■「もう畑はやめる」って言っていたのに。。。

男性自作のものと思われる小屋はそのまま。それに加えて、その後植えたと思われる青々とした冬野菜が収穫の時を迎えていました。
備前県民局は、川の水が増える来年6月ごろまでに状況が改善するよう、男性との話し合いなどを進めています。
■「ど~なっとん」ある生き物が大発生!
ある生き物が大発生している、との情報を得て急遽、倉敷市の高梁川河川敷の現場へ向かいました。

(熊澤梨花記者リポート)
「こちらの砂浜に流れ着いているのは、大量の魚です」


(目撃者)
「においがすごく臭いですよね、魚のね」

現場には、おびただしい数のボラの死骸が。8月下旬から9月上旬にかけて、高梁川の広い範囲で見つかりました。「毒性のある物質の流出では?」と不安も広がりました。河川事務所の職員の方に現場を見てもらいました。

(岡山河川事務所高梁川出張所 佐藤律司所長)
「今回の状況からすると、ボラだけがよく死んでいるので、もし毒であれば他の生物もたくさん死んできていると思うので、水の中の酸素が消耗されて、酸欠になっているという可能性があります」

水質調査で異常は見つからず、いまだ原因ははっきりと分かっていませんが、回収されたボラの死骸は約6950匹に上ったということです。