きのう(10日)、香川県善通寺市上吉田町で20代の男性が、足首をセアカゴケグモにかまれました。

善通寺市によりますと、男性は善通寺市内の作業現場で長ズボンの裾付近に違和感があり、ズボンを叩いたところ、セアカゴケグモが自身の左足首内側付近に付着していて、直後にかまれて痛みを感じました。

男性はそのセアカゴケグモを捕獲し、持参して医療機関を受診。経過観察のため一晩入院していましたが、きょう(11日)退院し、痛みは感じるものの症状は落ち着いているということです。

きょう(11日)、市の環境課職員が現場周辺を確認したところ、ほかのセアカゴケグモは確認されていないということです。

善通寺市は、セアカゴケグモは攻撃性もなくおとなしいクモですが、毒を持っているので、見つけた場合は、絶対に素手で触らず、市販の殺虫剤を噴霧するか、靴で踏みつぶすなどして駆除するよう呼びかけています。