学生が「財産の差押え」を体験します。税を扱う仕事への関心を高めてもらおうと、香川大学で模擬演習が行われました。

模擬演習には香川大学の法学部と経済学部の3年生11人が参加しました。高松国税局がインターンシップの一環として毎年、実施しています。

(小寺健太記者)
「実際の会社に見立てたこちらの場所で、

どのように財産の差押えを行うのかを学生が体験します」

「国税徴収法第142条に基づき滞納処分のための捜索を開始します」

今回、学生が学ぶのは「滞納処分」です。

国税を滞納している宝石店を経営する会社に、徴収官役の学生が調査に訪れるという想定で実施されました。

「社長。これは会社のものですか」「それは違う。俺の」

会社の代表者役への聞き取りや、店の棚や箱など隅々まで捜索を行い、差押えができる財産がないか調べていきます。

このほかにも差押え調書の作成など、実際の現場で行われる業務を体験しました。

(学生)
「具体的な職務のイメージをつけることができてとても有意義な機会だったと思います」

「今回の税務演習を受けて、国税局に入りたいという志望度が高まったのでよかった」

(高松国税局国税広報広聴室 宮崎昭宜室長補佐)
「この職場体験を通じて、職業選択のひとつとして、国税を考えるきっかけになればありがたい」

高松国税局では今後も業務説明会などを通じて、学生に税を扱う職場の魅力を伝えたいとしています。