名誉回復に向けて
「ただ、それで終わりではなくて、名誉回復を保障するということ、それから、退所者の人の問題が、様々な残された問題がある中で、交渉が並行的に始まっていきます。
ハンセン病問題対策協議会というのを作って毎年定期的に議論をしましょうということを含んだ形の基本合意書が続くということになります。2001年はこういう運動が大きく動いた年でした」
「その後、入所者だけの問題ではなくて、亡くなった方の遺族の補償はどうするんだということで、遺族訴訟ですね。それから入所歴のない方の訴訟はどうするんだということで、非入所者の訴訟ということで訴訟がまたされます。その訴訟についても、基本合意という形で整理をして、決着をしていくということになっていきます」
