体内に塩分を吸収しにくくする麺を使ったラーメンが昨日(25日)、関係者にお披露目されました。
開発したのは、味千ラーメンを展開する重光産業と、健康食品を開発・販売するトイメディカルです。
トイメディカルは今年10月、世界各国のベンチャー企業がビジネスアイデアを競う「スタートアップワールドカップ」で、準決勝まで進みました。

その時のアイデアが、昆布やワカメなどの〝ぬめり成分〟に含まれる「アルギン酸類」を使って塩分を体内に吸収しにくくする「塩分オフセット技術」というものでした。
「味を変えずに塩分をコントロールすること」を目指し、この技術を麺の開発に応用しました。

参加者「塩分に吸着するアルギン酸類が入っていると聞いてても、普通のラーメンとして食べられます。このくらい美味しいなら積極的に選びたいなと思います」
ラーメン1杯で約1gの塩分排出を目指しているということです。

重光産業 重光悦枝 副社長「塩分のことが気になって、10代の頃は大好きだったけど、だんだんと年齢が上がってくるに従って、食べられなくなってしまったなという方たちに、もう1度ラーメンを美味しく食べて頂けたら嬉しい」
発売は2026年春を予定しています。










