25日午後6時1分ごろ、熊本県産山村で最大震度5強を観測する地震が発生しました。
この地震について、東北大学災害科学国際研究所の遠田晋次教授は「広い意味で熊本地震の余震」との見解を示しています。

――今回の地震は、どういった地震だと見られますか?
「直下型ですね、要するに熊本地震と同じような浅い地震です」
「熊本地震からもう10年経とうとしてますが、色々、これまでの地震活動を見てますと、広い意味で熊本地震の余震なんですね。影響を受けた地震という風に言うと思います」
――10年経っても、余震はあるのですね
「そうですね。10年も経つとやはり、本震の直後よりも当然、地震の数は少なくなってるんですが、体に感じないような小さな地震というのは、阿蘇の方とか、それから熊本市の直下とか、八代市の直下とか、引き続き起きています」
――今日に関しても、午後6時以降、震度2、震度3を観測する地震が続いています。この後も余震には引き続き注意が必要ですね
「そうですね。この地震のまた余震というのも起きますので、そういったものには引き続き注意が必要かと思います」









