堆砂200トンを撒いた場所は
2024年3月に田井教授たちが堆砂200トンを撒いた、緑川河口の干潟を尋ねました。

一緒に研究をする熊本県立大学の小森田智大准教授も調査に参加しました。
田井教授「アサリがどれくらいいるのか見てみようかなと」
「砂をすくって洗う」「いますね」

田井教授「8月の大雨でダメになった地点もあるけど、ここは普通にアサリが生きているので十分役に立っていることが分かるのと、いろいろなサイズのアサリがいるので流れてきたり、ここで生まれたりしたのが分かる」
アサリの生育環境を整えるため、別の場所から持ってきた砂を干潟に撒く手法は「覆砂」と呼ばれ、これまでも行われてきました。
田井教授こういう砂利があることで砂利にアサリがくっついて流されずに安定して成長できる」
その中でもダムの堆砂は、粒が大きく、覆砂に適しているといいます。
この研究では堆砂を撒いた場所のアサリは撒いていない場所に比べて、2倍ほど大きく成長したというデータが得られたということです。









