サントリーは、熊本地震の発生から10年となる来年(2026年)4月に、復興イベントとしてラグビーの公式戦を開催します。

大手飲料メーカーのサントリーは熊本県嘉島町に工場を置き、2016年の熊本地震で被災し、一時は商品の出荷が出来なくなりました。

そんなサントリーのラグビーチーム「東京サントリーサンゴリアス」は、熊本地震の発生から10年となる来年4月、ラグビーリーグワンの試合を熊本市東区の「えがお健康スタジアム」で開催します。

10月29日、熊本県庁を訪れたサントリーや競技関係者は、試合当日に防災イベントや子どものラグビー体験会も開くことを紹介し、木村知事に実行委員会の名誉会長への就任を依頼しました。

熊本県 木村敬知事「喜んで名誉会長を引き受けさせていただきます。しっかりと県の担当課も含めて協力させていただき、力強く熊本を発信していきたい」

サントリーは、チケットの売上の一部を県と熊本市に復興支援として寄付するということです。