熊本県議会9月定例会は、約550億円の一般会計補正予算案を含む41の議案を可決、承認するなどして閉会しました。
可決した一般会計補正予算のうち、大部分の497億円を占めるのが、今年8月に起きた記録的大雨の関連費用で、インフラの復旧費や営農再開に向けた支援などを盛り込んでいます。
そのほか熊本県立大学に2027年に設置する半導体学部について、新たな施設の設計費として3億4800万円も計上しています。

県は今回の県議会で、県が所有するスポーツ施設について、県立総合体育館は現地で再整備する一方、リブワーク藤崎台球場は移転する考えを示しました。
また、空港アクセス鉄道の概算事業費については、約1.5倍に増えることも明らかになりました。