熊本空港へのアクセス鉄道の計画について、県とJR九州は、肥後大津ルートに関する確認書を取り交わしました。

11月29日、JR九州本社を訪れ古宮 洋二(ふるみや ようじ)社長と確認書を取り交わした蒲島 郁夫(かばしま いくお)熊本県知事。両者は今後、豊肥線との直通運転を基本とする肥後大津ルートについて、上下分離方式で運営することや、JR九州が整備費の3分の1を上限に負担する方向で協議します。

JR九州 古宮 洋二 社長
「直通運転が可能であり、利用される県内外のお客様の利便性の向上に資するものである」

空港アクセス鉄道に関しては、これまで3つのルートが検討されていましたが、有識者などで構成する検討委員会は、11月9日に肥後大津ルートが妥当とする結論を出していました。

蒲島 郁夫 熊本県知事
「12月の議会まで時間はとても限られていますが、しっかりと検討して…一番熊本県の将来にとっていい形でルートを決めていていきたい」
