1973年11月、104人が死亡した大洋(たいよう)デパート火災から49年です。
11月29日、50回忌の法要が営まれました。


熊本市中央区の明円寺でとり行われた法要には、遺族など約60人が参列し、故人の冥福を祈りました。


大洋デパート火災は、1973年11月29日の午後1時過ぎに発生。建物からは黒煙が立ちのぼり、従業員や買い物客など104人が亡くなりました。


20日の法要では、2歳で父親を亡くした原田 真羊(はらだ みちよう)さんが、火災から半世紀を前に思いを語りました。


遺族代表 原田 真羊さん
「この火災の記憶を風化することなく、個人個人で自分自身の身に起こる教訓として役立てていただきたいと思います」