6月のコロナウイルスの水際対策緩和で、熊本県内でも外国人観光客が少しずつ増えてきました。観光地が今、奮闘しています。

■ 戻りつつあるインバウンド

11月18日の熊本城・城彩苑(じょうさいえん)。あちらにもこちらにも、外国人観光客の姿が。


ーどちらの国から?
「タイ」
「ベルギー」
「台湾」
「ブルンジ、コートジボワール」

個人旅行客の受け入れも解禁され、さらに賑わいを見せています。


桜の馬場リテール 米納 弘康さん
「香港の団体さんが毎週のように入ってくるようになりまして、個人客も10月から少しずつ入ってくるようになってます」


ブルンジからの観光客
「サムライユニフォーム、ビューティフル」


タイからの観光客
「新幹線を降りたら駅にくまモンがたくさんいたのが印象的です。とってもかわいい」


みなさん、どんな場所で楽しんでいるのでしょうか。城彩苑を訪れていたタイからの2人は予約した着付け体験へ。着物姿で散策を楽しみました。

タイからの観光客
「着物を着たのは初めてです。とても素敵です」


観光客増加が見込める年明け1月末の春節=中国の旧正月に向けて、更に関係者の期待は高まります。

和Collection美都 藏原 啓介さん
「熊本を着物姿で半日、あるいは1日観光できるようなシステムを作りたい」


また、インバウンド需要と言えばお土産。免税店でも一時期停止していた免税カウンターの復活で外国人観光客を迎えます。

ドン・キホーテ 下通り店 棚町 太貴さん
「医薬品やお菓子が人気ですね、熊本名産のお菓子ですとか。以前のように中国のお客様が増えてくるようになったら、また活気が戻ってくると思う」