熊本県菊陽町の小学生が、町特産のニンジンを使った卒業証書作りに挑戦しました。
卒業証書の紙すきを体験したのは、菊陽南小学校の6年生13人です。
紙すきを行うコウゾに混ぜられているのは、菊陽町特産のニンジンのペースト。

ニンジンを使った卒業証書作りは初めての取り組みで、町の特産を知ってもらい、ふふるさとに誇りを持ってもらおうと地域おこし協力隊が企画しました。
児童たちは県伝統工芸士の紙すき職人に教えてもらいながら、うっすらとオレンジ色をした自分の卒業証書を丁寧にすいていました。

菊陽南小学校6年生「(最初は)ニンジンで卒業証書できるのかなと疑っていました。予想以上に上手くできたしみんなが拍手してくれたからうれしかったです」「世界に一つだけの卒業証書ができればいいいなと思っています」
完成した卒業証書は、3月の卒業式で児童たちに渡されます。