陸上自衛隊の西部方面隊は、複数の部下にパワーハラスメントをしたとして40代の幹部自衛官を停職2日の懲戒処分としました。
処分を受けたのは、西部方面総監部の42歳の2等陸佐です。
陸上自衛隊健軍駐屯地によりますと、2等陸佐は2019年3月から12月ごろまでの間、複数の部下を、威圧的な態度や長時間立たせたまま指導するなどのパワハラ行為をしたということです。
部下が相談窓口に相談したことで発覚し、部下の1人は精神疾患を発症しています。
陸上自衛隊の聞き取りに対し、2等陸佐は「反省しています」と話しているということです。
健軍駐屯地は、2等陸佐の性別について「LGBTQの観点から公表できない」としています。