「外国人観光客のおもてなし」に欠かせないスキル、それが語学。その能力を発揮する人物が、“熊本城”にいます。

多くの外国人観光客で賑わう熊本・阿蘇。山上にある売店では英語や中国語などの外国語が飛び交っていました。火口見学のシャトルバスは3台フル稼働、観光地の賑わいに地元はうれしい悲鳴をあげる一方で、課題にも直面しています。

阿蘇山上ターミナルのスタッフ「日本の方を探す方が大変です。インバウンドの対応が一番課題になっている。ガイドしたいなと思うときも言葉が通じないので」
阿蘇火山博物館 斎藤直也さん「やっぱり言葉ですね、求められたことに対して正確に応えないとなと思いながら…」

翻訳アプリなど便利なツールも広がる中、やはり「もてなし」を考えると外国語を話せる人材の確保は欠かせません。

阿蘇山上ビジターセンター 早野慎哉さん「どこの国の方が来られても分け隔てなく、同じような情報が話せるといいかなと思うので、日々勉強をしています」

そんな中、いま活躍の場を広げる人物がいます。