福岡県地震被害の最新想定

福岡県は10月末、県内の活断層による地震被害の最新想定を公表しました。

2011年度実施の前回の調査から14年ぶりの情報更新です。

調査が行われたのは県内7つの主要活断層です。

想定される最大震度は7。

警固断層帯は30年以内の発生確率は0.3%~6%。

想定される死者数は前の調査から600人増えて1800人。

建物の全壊・全焼は前回の約2倍の3万6000棟と想定されています。

また、死者数が最も多いと予測されたのは宇美断層で、発生確率はほぼ0%と評価されていますが、死者数は1900人と算出されています。

ちなみに2016年の熊本地震で活動したと考えられている2つの断層帯の地震発生確率は「ほぼ0~0.9%」と「不明」とされていました。