RKB毎日ホールディングスが手がけるサーモンの陸上養殖場が福岡県宗像市に完成しました。
西日本最大級の年間500トンの出荷を目指しています。
投薬・ワクチンしない 陸上養殖の強みいかす

「道の駅むなかた」の側に完成したサーモンの陸上養殖場では10日、竣工式が行われ、関係者およそ50人が出席しました。

プラントは、地上2階建てで、延床面積はおよそ4000平方メートル、建物内に16の水槽が設置されています。
運営会社の宗像陸上養殖によりますと、サーモンにはワクチンや投薬などは行わないほか、陸上で養殖することで環境変化に左右されずサーモンを安定的に供給することができるということです。
サーモンは、今年秋に初出荷を予定していて、宗像陸上養殖は「西日本最大級となる年間500トンの出荷を目指す」と話しています。