改善報告書

改善報告書は、社長が浸水の隠ぺいを指示した原因として、1月に浸水が発生した際、運休時の予約キャンセル対応で営業社員に相当の負担が生じた」ことをあげ、「それを避けたいとの思いがあった」としています。

主な改善策として、全社員に対して法令順守の意識を徹底させるための研修を行うことや安全推進部を設置し安全管理体制が機能しているかチェックしていくとしています。

また、安全統括管理者と運航管理者の2人を解任し新たに松尾副社長ら2人を選任しています。

家宅捜索の様子

浸水を隠して運航を続けた問題をめぐっては、福岡海上保安部が10月17日、船舶安全法と海上運送法違反の疑いでJR九州高速船本社などの家宅捜索に乗り出し、立件を視野に捜査しています。