5月、北九州市小倉北区のバーで代金を支払うつもりがないにもかかわらず酒など4万5300円分を注文したとして42歳の自営業(自称)の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、小倉北区に住む42歳の自営業(自称)の男です。

男は5月24日午前1時ごろから午前5時ごろまでの間、代金を支払うつもりがないにもかかわらず小倉北区鍛冶町にあるバーで酒やつまみなど合計4万5300円分を注文した疑いが持たれています。

警察によりますと、42歳の男は知人の20代男性のほかガールズバーの女性店員2人とともに来店。

酒などを飲んだあと、「俺が払うから先に帰って」とほかの3人を先に退店させました。

その後、男はバーの店主に「手持ちがないからコンビニに下ろしに行く」と告げ、店主もついて行こうと店を出ましたが、雨が降っていたため店主が傘を取りに店に戻っている間に男は現場から立ち去っていたということです。

警察が防犯カメラの映像を調べるなどの捜査を進めた結果、42歳の男が関与した疑いが強まったということです。

取り調べに対し42歳の男は「みんな先に帰ってしまいました。最後に残ったからといって私自身が頼んでいないものまですべての支払いをさせられることに腹が立って、私も支払いをせずに店を出ました」などと話し、容疑を否認しています。