広島カープ 高太一 投手

「なんとか無事、終わってよかったです」
― 緊張しました?
「緊張しました、最初はもちろん。ただ本当に慣れてきたら、ほかの先輩がたがすごく優しいので、なんていうのか、素の自分で一生懸命、野球に集中してがんばることができました」
― 監督が総括インタビューで高投手が初めてのブルペンで顔がこわばっていたと。
「(笑)はい。そうですね。いきなり初めてのブルペンで、初めてあんなすごくたくさんの人に見られて投げるのは初めてだったので、なんというか、アピールしてやろうとか、楽しもうとかいうよりも『なんじゃ、これ』って緊張とかの方が大きかったので『やばい。やばい』の方が最初は多かったですけど、だんだん、そういうところにも慣れていって、本当に最後の方は自分自身のアピールというか、自分自身が出せたかなと思います」
― 途中からかわいらしい笑顔が見られた。どんどんリラックス?
「もう本当に最初は右も左もわかりませんし、本当に先輩がたに迷惑をかけないようとか、『心配ないよ』とか、すごく気づかい…。なんていうんですかね、そういう気づかいとか、すごくたいへんだなと思ったんですけど、本当に優しくしてくださって、最後の方は楽しくキャンプを送れたと思います」
― 自分のピッチング面では?
「いいとき、悪いいとき、もちろんあるんですけど、いいときはいいときで、こうなればいいんだなってのもわかりましたし、悪かったら、悪いものは悪いもので、課題っていうのはたくさん見つかったので、そういうのも1つずつつぶしていけるなっていうのはわかったので、よかったところは継続して、悪かったところはしっかり治していく、詰めていくっていうのを沖縄でできたらなと思います」
― 日南キャンプで一番の思い出は?
「一番の思い出ですか。そうですね。同期でご飯。同級生でご飯に行ったときですね」
― なぜ、思い出に?
「そのとき、玉村(昇悟)とかも初めてしゃべったので、なんか同級生…、もちろん同期・滝田(一希)と 赤塚(健利)と、そのとき、常廣(羽也斗)はいなかったんですけど、5人でご飯に行ったとき、気兼ねなくしゃべるのがすごく楽しかったです」
― グランド内で印象深いことは?
「グランド内だと、ブルペンに入ったときにみなさん、投げられているじゃないですか。シートバッティングとか見ていても、やっぱり自分、先輩がたの投球とか見ていて、『やばいな』って思ったのが印象深いです」
― 沖縄行きが決まりました。
「連れていってくださるので、そのぶん、しっかりアピールしないといけませんし、自分のいいところっていうのをどんどん出していかないとなと思います」
青山高治 キャスター
最初は緊張で顔がこわばっていたと言われた高投手ですけど、だんだん慣れてきて、沖縄では沖縄の海で泳ぎたいって…
中根夕希 キャスター
そうなんですね(笑)
青山高治 キャスター
それだけ慣れてきたんでしょう。選手たちが自分の言葉で話している感じでした。
コメンテーター 木下ゆーき さん(子育てインフルエンサー)
本当です。凝縮していました。「選手の声をたっぷりとお伝えします」って言ってこのコーナー始まりましたけども、こんなにたっぷりやるんだって…。番組始まって40分ぐらい経っていますけど、ここまでずっとカープのお話。ぼく、名古屋出身なんですけど、こんなにドラゴンズやっていなかったですもん。
青山高治 キャスター
日ごろ、いかにわれわれが選手たちの答えてくれた言葉の中から一部を聞いているのかっていうことですよね。今回、“源泉かけ流し” みたいな状態です。
木下ゆーき さん
いや、すごいなと思って…
中根夕希 キャスター
これが広島なんですよ。いやいや、それだけ聞きたい選手の声があるんです。
青山高治 キャスター
特別ですよ、打ち上げだから。