活断層の危険度を4つのランクに 最高ランクは全国31の活断層

主要活断層帯の長期評価(算定基準日:2023年1月1日) 地震調査研究推進本部発表

この内陸地震を引き起こす主な要因となるのが活断層です。政府の地震調査研究推進本部(=地震本部)によると、全国にはおよそ2000の活断層があるとされていますが、このうち全国114の活断層について地震発生の危険度を以下の4つのランクに分けて評価しています。

今後30年以内の地震発生確率
 Sランク 3%以上
 Aランク 0.1~3%未満
 Zランク 0.1%未満
 Xランク 不明

最も危険度が高いものが「Sランク」です。今後30年以内に地震が発生する確率が「3%以上」と評価した活断層が該当します。2023年1月に公表した最新データでは、Sランクの活断層は全国に「31」あります。