昔はちっちゃくて細かったけど…「本当、ボクらのヒーローなんで」

裕向さん
「いよいよ本日のメインイベントが、ここから行われますよ」

リングシューズを履いて闘う準備はできました。

審判員
「ただ今から昭和対平成のバスケットボール大会を行います。お互いに礼」

始まったのはプロレス…ではなくバスケットボールの試合。中学生の時はバスケ部だった裕向さんの呼びかけで、同級生や後輩たちが集まりました。

ふるさとの仲間と楽しい時を過ごしました。

保育園~中学校までの同級生 川崎貴太 さん
「昔は一番ちっちゃくて、ひょろくて、それがあんな感じになるとは本当に思わなかったです。本当、ぼくらのヒーローなんで、ずっとがんばってもらえたらと思う。ずっと応援していきたいと思います」

裕向さん
「やっぱ持つべきものは地元なのかなと思いますよ。地元を捨てて東京に行ったけど、地元いいなと思いますね。」

先月、裕向さんは地元・廿日市市のラジオ番組で、あるイベントの開催をPRしました。

パーソナリティ 黒木真由さん
「宮本裕向選手の凱旋試合が廿日市市吉和で開催ということで…」

裕向さん
「はい、そうなんですよ。11月19日、日曜日お昼の2時からやりますね。」

吉和で5回目の自主興行です。コロナ禍もあって6年ぶりです。

裕向さん
「中学生以下は無料になってます。ぜひ子どもがおられる方は連れてきてもらえれば。ぼくの中でもやっぱり子どもたちに見せたいので。自分たちの子どものときに(プロレスを見た)影響があったから」

会場に来てプロレスの生の迫力・楽しさを感じてほしいと呼びかけました。

黒木真由さん
「さっきも少年がのぞいていましたが…」

裕向さん
「おお、少年! ありがとう」

黒木真由さん
「喜んでますね。プロレスラーだよ」