赤塚健利 投手
「ゾーンに強い球を投げて打者を打ち取っていくのが、ぼくの特徴。大学2年生の秋からウエイトトレーニングを取り入れ、食事に気をつかうようになってからどんどん体が変わっていって。球速も上がってフォームも自分で変えていったりしていい感じになってきました」
食事にこだわっているということで、自宅での夕食にお邪魔しました。好きなものを食べるときはしっかり食べるそうですが、基本的には栄養を考えながらの自炊です。


赤塚健利 投手
「後輩にチャーハンをふるまったら、おいしいですって回答がきたので、よかったなと思って」
赤塚投手がこの日、作ったのは、オリジナルの丼メシ。まずは鶏むね肉を200グラム。そしてエノキもカットし、白ご飯は1.5合を準備。炒めた鶏むね肉とエノキをご飯の上に乗せると、次は卵も焼き始めます。この日はタンパク質が少なかったということで卵を2つ投入。


― 味付けは基本的に塩だけ?
「はい!」
― ほかの味付けは?
「ほかの味付け…? 塩・コショウくらいですか(笑)」
「(一口食べて)おいしいです! いつもと一緒の味です。飽きたことはないです(笑)」

大きな体に、優しくてしっかり者の22歳。長年、大切にしているある「言葉」も教えてくれました。
赤塚健利 投手
「ベリーグッドマンの『大丈夫』っていう曲の歌詞にある「桜梅桃李の人生を」という言葉です。お母さんが高校のときに仕送りを送ってくれたその中に、歌詞のカードが入っていて、『桜梅桃李』っていう漢字が、サクラ・ウメ・モモ・スモモという似たような花なんですけど、似たような花でもそれぞれにいいものを持っているんだから、自分らしく生きなさいっていう言葉の意味であって、自分らしく投げていこうと思って、その言葉を大事にしています」


