
メイン料理は、西洋料理部門で優勝を果たした寺迫さんが担います。
寺迫和志 さん
「(サミットでは)プリンスグループでがんばっているたくさんの方と仕事をすることにより、『こういう考え方があるんだ』『仕事の進め方』などを学びました」
そしてパンと食後の焼き菓子「ミニヤルディーズ」は、製パン部門で見事、優勝を飾った粟さんの手によるものです。

粟由美 さん
「(サミットを経験して)変わりたいと思いました。瞬発力とか対応力とか見ていてすごくて」
最後は、製菓部門で惜しくも準優勝だった斉藤さんによるデザートです。

斉藤奏 さん
「パイピングとか、字を書くことだったり、ウェディングケーキを仕上げている時が好きな時間です」
G7広島サミットで、全国と広島とのパイプ役を務めた落合総料理長も若手シェフたちの料理に太鼓判を押します。
落合吉紀 総料理長
「本当にこれだけの子たちが入賞をしたから、(コース料理が)できた。これが1人とか2人だったら、こういうコースはできない。ぜひ、この機会に味わってもらえたら。本当に広島でしかできないことです。ほかではできないこと。本当においしいですよ、みんな。1つひとつおいしいので、集結したら本当にいいコースになっている。ぜひ食べていただきたい」

サミットをきっかけに、大きく成長した若手シェフたちは、さらなる高みを目指します。彼らのテイクアウトメニューとスペシャルコースは、来年3月まで提供されます。