広島カープのクライマックス(CS)史上、初となるサヨナラ打でファーストステージ第1戦(10月14日)を勝利に導いた 秋山翔吾 選手―。第2戦(15日)も終盤に貴重な犠牲フライを放ち、ファイナル進出を決定づける “キーマン” となった。

秋山選手は、CSが始まる前(11日)に、RCC野球解説者の 天谷宗一郎 さんとこんなやりとりをしていた。

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
「個人的に秋山選手を(CSファーストステージの)キーマンにしています」

広島カープ 秋山翔吾 選手
「あの、キーマンってなんか、ぼくもけっこう言われるんですよ。(西武)ライオンズのときから。(キーマンは)出るか出ないか、わからない選手ですよね?」

天谷宗一郎 さん
「いや、そうじゃないです。いてくれるだけでいいし…」

秋山翔吾 選手
「じゃあ、キーマンじゃないし」

天谷宗一郎 さん
「いや、違う。ああ―、わかっていない(笑)」

秋山翔吾 選手
「キーマンって…。ぼくもけっこうライオンズの最後の方、やっとレギュラーになってやれたかなと思っていたんですよ。キーマンって言われたんですよ、なんかいろんなところで。キーマンって、この人がやったら勝つし、ダメだったら負けるしっていうところですよね。だから安定的にやる人って、あんまりキーマンに挙がらないですよ」

天谷宗一郎 さん
「秋山選手の存在自体がキーマンだと。秋山選手だけじゃなくて、キク(菊池涼介)・アツ(會澤翼)、ベテランが大事だと思った」

秋山翔吾 選手
「ああ、そういうことですか(笑)」

天谷宗一郎 さん
「その象徴が秋山選手かなと思った」