サニクリーン中国 おそうじマイスター 有松剛さん
「まずは乾いた状態で掃除機で吸い取り、その後、油汚れなどでベタベタしていたら中性洗剤で水洗いしてください」


「フィルターの目にほこりがからまり、取れなくなってしまう。最初は乾いた状態で掃除機で吸い取るのがポイント」


フィルターのほこりを取り除くだけでも5~10パーセント程度、効率がよくなるということです。2週間に1度、こうした掃除をすることが望ましいとのことでした。

ただ、フィルターの奥にある熱交換器や送風ファンなどを自分で掃除することはなかなかできません。そこで頼りたいのが、専門業者。本格的なクリーニングとはどのようなものなのか、サニクリーン中国の動画を見てみると…。


▽ パネルを外すと、これが熱交換器です。
▽ いたるところにカビがあります。エアコンを使ったときにできる結露が原因です。
▽ 汚れを落とすために使うのは、強力アルカリ洗剤です。


▽ 洗浄用のカバーをかけて、熱交換器に噴霧します。汚れが少しずつ落ちてきました。
▽ 今度は弱酸性のリンス剤で洗い流していきます。

▽ フィルターやカバーも洗剤で洗います。
▽ 最後にたまった水分を吹き飛ばして、メンテナンス終了です。


有松剛さん
「すぐに買い替えを検討するのではなく、メンテナンスをすれば、機能が復活するケースもあります」

サニクリーンによりますと、2年に1回はこうした本格的なクリーニングがおすすめだということでした。ちなみに料金は機種によって違いますが、おおむね1万3000円から2万円だということです。


― かかる時間ですが、クリーニングする機種によって違いますが、40分から2時間ぐらいです。コロナ禍で自宅にいる時間が多くなったこともあり、オーダーは増えているということです。

― 早めの試運転でチェックするのも大事です。冷房に設定して、ちゃんと冷たい風が出てくるか、水漏れはないか、そのあたりからチェックしてみてはいかがでしょうか。