広島ドラゴンフライズは、10月の開幕に向けて強豪の千葉と島根を相手にプレシーズンマッチ2連戦を行いました。

16日(土)、広島・三次市で行われた中国ダービー。宿命のライバル・島根と対戦しました。アジア大会で抜ける寺嶋の代わりのポイントガードは、プロ2年目の 中村拓人 が務めます。

序盤は、広島の課題のディフェンスが機能します。島根の得点王・ビュフォードをマーフィーがしっかり押さえます。

そして、辻と入れ替わって加入した期待の 山崎稜 が精度の高い3ポイントを決めると、さらにチーム加入2年目で成長が期待される 上澤俊喜 も積極的に3ポイントを放ち、2日間で合計6本を決めて、チームの新たな形を見せつけます。

広島ドラゴンフライズ 上澤俊喜 選手
「去年だったらパスしていたタイミングでもことしは打てていると思うので、引き続き、入る、入らないは別にして打つというのを心がけてます」

今シーズンからゲームキャプテンを務めるエバンスが、展開をきっちりコントロールしつつ、上澤とのコンビでピックアンドロールを決めるなど、次々と得点し、チーム最多の25得点。移籍2年目でさらにチームを引っ張る活躍が期待できそうです。

試合は、最後の最後で島根に同点に追いつかれますが、収穫の多い試合となりました。

広島ドラゴンフライズ 山崎稜 選手
「非常にいい時間帯が多かったと思うので、強い相手にも自分たちはできるというもっとチーム全員、自信を持っていいと思います」