9月17日(日)九里 気迫の投球で無失点 島内 球団記録タイ37ホールド

日曜は、名古屋に移動して中日戦。先発は、8月22日以来の白星を狙う 九里亜蓮 。本調子とは遠い内容ながら多彩な変化球を低めに集め、代名詞の打たせて取るピッチングでスコアボードに0を並べます。

打線は、6回オモテ、2アウト・1塁、打席には、打率1割4分の2番・羽月隆太郎 。この大事な場面で、今シーズン初の長打。しかも、天敵・柳から。さらに6月以来のタイムリーで先制。最高の仕事をやってのけます。

なおも、2アウト・3塁で、9月絶好調の 小園海斗 。三遊間を針の穴を通すような打球で追加点を奪います。

援護をもらった九里は、會澤翼 とのコンビネーションがさえ渡り、要所で注文通りのダブルプレーを奪い、7回108球、無失点。カープの先発が無失点で降板するのは、9月に入って初めてです。

8回、その九里からバトンを受けた 島内颯太郎 は、1アウト・2塁・1塁のピンチで大島。ストレートをとらえられますが、バックのスーパーダブルプレーに助けられ、無失点。

これで、島内は、球団記録タイの37ホールドをマーク。さらにこの数字はリーグトップ・タイ。今シーズン躍進の8回の男が、新たな勲章に向けて腕を振り続けます。

9回は、守護神・栗林良吏 。危なげなく3者凡退でゲームセット。新井カープがCS地元開催に向けて必死のプレーを続けています。

広島カープ 羽月隆太郎 選手
「(九里)亜蓮さんがよく踏ん張っていたので、なんとか後ろにつなぐ気持ちで打席に入りました。一生懸命やるだけなんで、本当に勝てばなんでもいいと思うので、いいと思います。本当に毎日毎日、応援ありがとうございます。なんとか広島でクライマックスを迎えて、日本一を取りたいので、これからも応援をよろしくお願いします」