“支援の拠点” に 市町・施設とも連携して家族支える
「支援センター」は、▽就学先の相談や、▽福祉サービスの要望など、これまで家族が自らそれぞれの機関に問い合わせていたことをまとめて受け付けます。また、▽実際に支援に関わる市・町や施設との調整にもあたります。
医療的ケア児支援センター
金田ひとみ さん(医療的ケア児等コーディネーター)
「どんな小さなことでもいいのでご連絡いただければ。安心して地域で暮らしていけるように支援をしていきたい」

市井ほのか さん(小学6年)
「りんちゃん! ただいま!」
姉のほのかさんが帰ると、りんかさんもうれしそうです。
市井佳世子 さん
「学校から帰ったら、いつもこうして話をして、いつもうれしそうにりんちゃんが聞いてます」
ほのかさんは、自らりんかさんのたんの吸引も覚えました。
市井佳世子 さん
「(ほのかさんが)急に『いつになったら吸引させてくれるん?』って言ってきて。わたしはやらせようと思っていなかったんですけど」

市井ほのか さん(小学6年生)
「将来の夢が看護師なので…」
母と同じ看護師を目指す、頼もしい存在です。市井さんは「支援センター」も、りんかさんを支える “チーム” のような、心強い味方になってほしいと考えています。
市井佳世子 さん
「医療的ケア児の保護者は(子どもを)ずっと見ているので、いろんなアイデアも浮かぶと思う。どうやったら暮らしが、みんなが少しでも楽に在宅で過ごせるか、一緒に考えてもらいたいなって思います」

「広島県医療的ケア児支援センター」〈相談番号〉082-425-1506〈相談日〉月~金・午前9時~午後5時〈場所〉県立障害者リハビリテーションセンター1階(東広島市)