広島の人は「野菜不足」というデータがあります。県と民間企業が連携し、地元の野菜の消費拡大を目指す取り組みが始まりました。

末川徹記者
「ゆめタウン広島・1階フロアのフードマーケットです。こちらは、赤い大ぶりなトマトです。そして、お隣りはカリフラワーですとか、ブロッコリーなど、こちらの販売コーナーでは、全て広島県産の野菜が売られているということです」


「野菜をもっととろうよ!」をスローガンに…。その名も「ラブべジ(Love Vegetable)」です。食品の製造・販売を手がける「味の素」が、国が推奨する「野菜の摂取目標 1日350グラム以上」の実践を応援しようと企画しました。


2019年に発表された国民健康・栄養調査データによりますと、日本人の野菜摂取量は、目標におよそ70グラム届いていません。中でも広島県内の平均値は、1日あたり252グラムで、目標に100グラム足りていません。


野菜を食べている人と食べていない人の差が大きいことが課題とされています。この販売コーナーは、健康増進と地産地消を後押しする県と、イズミが連携して設置されました。

訪れた人
「(地元の野菜は)やっぱりおいしい。広島が、野菜が豊かな山にも恵まれ、海にも恵まれている地域というのがあらためてわかるので、家族にも広島は地産で有名だということを知らせてあげたい」


一方で、こんな声も…。

訪れた人
「安いところで買おうと思って。野菜が高いから、今。高い、高い、タマネギとか」


食材として欠かせないタマネギ…。北海道産のタマネギが予想以上の不作であることや、外食産業で使われる中国産も上海のロックダウンなどの影響で、価格高騰が続いています。

全農組合連合会 水永 祐治県本部長
「広島県内産の野菜は流通時間が短いので、より新鮮なものをおいしく食べられる。温度管理などもしっかりして流通させ、県民の健康に寄与できれば」


「ラブベジ」では、野菜をおいしく食べてもらうよう、さまざまなメニューのレシピを紹介しています。今後、広島県内のイズミの全店舗でこのプロジェクトを展開していく考えです。