24日、G7広島サミットの主会場となったグランドプリンスホテル広島(広島市南区)が、首脳たちが囲んだ円卓など、内部の様子をメディアに公開しました。

田村友里アナウンサー
G7広島サミットの主会場となりましたグランドプリンスホテル広島です。5月7日から貸し切りとなっていたのですが、17日ぶりに24日正午に通常営業が再開しました。

入口にはG7広島サミットのボードが設置されています。ずらりとまわりを囲んであるんですけれども、ホテルの方に「いつまで設置してあるのか」とうかがったところ、「正直、まだ決まっていない」と。ただ、「木材でできているので、木が朽ちるまでは設置しておきたい」というお話でした。

こちらに来れば、本当にみなさんも記念撮影することができます。なるべく長く設置しておきたいということでした。

ホテルの中に入りました。きょうから宿泊も再開ということで、入口付近にはスーツケースもたくさん並べられています。奥に進んでいくと、やはり一番目立っているのが、G7広島サミットのモニュメントです。まわりを見てみると、ぐるりと柱もG7カラーに染まっています。これも、しばらく、このままにしておくというお話でした。

そして、フロントの方。通常営業が再開してるんですけれども、サミットの最終日、フランスのマクロン大統領が去る際には、フロントの前にスタッフのみなさんがずらりと並んで、お見送りをしたんだそうです。

その際に、マクロン大統領は1人ひとりの手を握って、握手をされて、中には涙を流したスタッフもいらっしゃったそうです。

最後にはマクロン大統領の呼びかけで記念撮影が行われまして、「本当にいい思い出になった」とスタッフの方がおっしゃっていました。

グランドプリンスホテル広島1階のラウンジに移動してきました。24日の正午に営業再開したということで、いい香りがしているんです。

ついたての奥では、きょう、グランドプリンスホテル広島で実際にサミットのときに使われた品々が公開されたんです。