G7広島サミットに教育界が期待していることについて、広島大学の学長に聞きました。広島大学の 越智光夫学長は、教育関係の代表理事として「広島サミット県民会議」に参画しています。

河村綾奈 キャスター
「いよいよサミットが目前となりました。広島大学にとって広島でG7サミットが行われることが意義はどう考える?」
広島大学 越智光夫 学長
「まず岸田首相のリーダーシップが非常に大きかったというふうに思っておりますし、広島市民にとって、県民にとって、また広島大学にとって、これは大きな歴史の転換点になる可能性があるイベントだというふうにわたしは個人的に思っています」

広島大学は、国内で初めて平和学の学術的研究機関を設立。学生には「平和科目」を選択必須とするなど、被爆地の大学として「平和を希求する精神」を掲げてきました。

アメリカからの留学生 ダン・カイリー・ユイさん
「未来の世代が世界のどこにいても美しい星空を見られるよう、平和な世界を一緒に作りましょう」
広島県内21の大学でサミットの協力大学協議会を結成し、サミットを盛り上げようと留学生の日本語スピーチコンテストなどを開催しました。
広島大学 越智光夫 学長
「平和への熱いメッセージがどの方からもうかがえて、非常にいいスピーチコンテストだったと思っています」

河村綾奈 キャスター
「サミットでは平和だけではなくて、いろんなテーマが話し合われると思いますが、食料や貧困問題にも注目されている?」