「よしもと広島」お笑い芸人「メンバー」―。“歌ネタ” を “オーケストラ” の演奏に合わせて披露するという新境地に挑戦しました。

オーケストラの演奏を聴いた メンバー
「すごすぎる…。すごいな…」

お笑いコンビ「メンバー」の 山口提樹 さんと 潮圭太 さん。2人の歌ネタを演奏するのは、「メンバーズオーケストラ」。今回のコンサートのために国内外のプロの演奏家たちで結成されました。
オーケストラが集まって練習するのは、この日が初めて。メンバーの2人も生演奏に歌ネタを合わせる最初のリハーサルです。

メンバー
「テンポ、もうちょっと速くていいんですけど…」
メンバー 潮圭太 さん
「ぼくらの鳥肌がすごかったってことはお客さんもすごいんじゃないかと思います」
メンバー 山口提樹 さん
「それにお笑い要素が入ったときにどうなるか、確かめに来てほしいと思いますね」

今は広島市で暮らす2人は、島根県益田市出身で小学生のときからの幼なじみです。“歌ネタ” で頭角を現し、「しりとり」は、ユーチューブで602万回再生を記録。人気急上昇中のコンビです。

そんな2人の夢だったオーケストラとの共演が実現したのは、神奈川県のファゴット奏者・興津諒 さんとの出会いがありました。メンバーのファンだった興津さんが1年前、2人に連絡をとり、プロの演奏者を集めることと歌ネタをオーケストラ用に編曲する役目を自ら買って出たのです。資金はクラウドファンディングを募り、目標額を上回る500万円近くが集まりました。

ファゴット奏者(神奈川在住) 興津諒 さん
「かなりおもしろいチャレンジ、新しいチャレンジだと思っています。音楽とお笑いがかけ合わさったらどうなるのか、その化学反応を楽しみにしていただきたいです」
