◇ 注目の打者 大盛穂 選手と デビッドソン 選手

石田充 アナウンサー
「メイングラウンドでは7日午後、“シート打撃” という紅白戦に近い実戦形式の練習もありました。ピッチャーでは、先発ローテーションを争う 森翔平 投手や 遠藤淳志 投手が投げたんですけども、バッターで気になった選手は?

RCC野球解説者 山崎隆造 さん
「バッターでは大盛穂選手と新外国人デビッドソン。やはりことしは足を使った野球を実践してくれないといけない。そういう脚力を持っている大盛選手、守備力もありますからね。彼には注目です。盗塁も決めましたけど、走る勢いというか、走りグセをつけようと、いいところを見せてくれました」

「デビッドソン選手は、長打がほしいところで獲得した外国人だと思いますけど、きょうは2打席、結果は出ていないんですけども、その中で2ナッシング(ファウル)後の3球目の見逃し方にぼくは、日本の野球に順応するというか、変化球にもけっこう強そうだなというところを見抜きました。(バットを扱う)ハンドワークもやわらかいですし、タイミングの取り方もまずまず。本当に日本の野球に対応してくれそうです」

◇ 東光寺球場にはドラ1・斉藤優汰 投手らルーキーも

石田充 アナウンサー
「この天福球場から車で10分ほどのところにある東光寺球場には、将来性豊かな、ことしの高卒ルーキーたちが7日からキャンプをスタートさせました。ドラフト1位・斉藤優汰 投手、2位・内田湘大 選手、初めてのキャンプです」

RCC野球解説者 山崎隆造 さん
「当然、緊張感の続くキャンプになると思いますが、肉体的にも精神的にも疲れていくんじゃないかと思います。みんなが通る道ですから」

石田充 アナウンサー
「きょうは斉藤投手はブルペンでの投球はなかったということです。もしかすると黒田博樹さんも東光寺球場を視察ということもあるかもしれません。そして、ベテランもいるのが、この2軍キャンプ。最年長の 松山竜平 選手は、山崎さんの2軍監督時代の…」

RCC野球解説者 山崎隆造 さん
「教え子ですね。會澤翼 もそうですね。今は全体の選手会長ですね。立派になったもんですよ。2軍スタートですけど、放っておいても自分がやるべきことはわかっている2人ですから。そういう意味では安心じゃないですか。あとは 黒田博樹 球団アドバイザーのオーラをぼくは目の当たりにしました。本人は『腰が痛い』って言っていましたけども、『そうだろ。立つ仕事は腰に来るんだよ』とアドバイスしておきました」