広島カープの宮崎・日南キャンプは7日、第2クールの初日。天福球場は、小雨が降り続く1日でした。日南では61回目のキャンプ。恒例の “運玉” に 新井貴浩 監督と 大瀬良大地 投手が挑みました。

がけのそばにある鵜戸神宮(宮崎・日南市)を訪れた新井監督、日本一を祈願して玉ぐしを捧げました。

そのあと、待っていたのは、恒例の運試し。がけ下にある亀石のくぼみを目がけて軽石を(男性は左手で)投げ入れると願うがかなうといわれる “運玉” 投げ。

新井監督は、なんと2投目で成功させ、いい兆しです。

一方、大瀬良投手は大苦戦の末になんとか成功させました。

広島カープ 新井貴浩 監督
「2投目で入りましたからね。あんまり投げるのは得意な方ではなかったんですけど、ことしはすごく運のいい年なんでしょうね」

広島カープ 大瀬良大地 投手
「新井監督のご配慮があって、たくさん(運玉を)投げさせてもらって…。去年は入らずに終わったので、1つ入って、いい年になるといいなと思います」

  ◇  ◇  ◇

石田充 アナウンサー
「入ってよかったですね」

RCC野球解説者 山崎隆造 さん
「いや、うわさだと23投目らしいんですよ。1回、5個なんですよ。5球で仕留めないといけないというルールがありそうですけどね。最後までチャレンジしたことはある意味、意義があったかもしれないですね」

石田充 アナウンサー
「投げるということでは “運玉” だけではなくて、ブルペンも大盛況でした。山崎さんもチェックされたんですが、その中で即戦力・社会人出身ルーキー・ピッチャーにスポットを当てました」

◇ ドラフト3位 益田武尚 投手

RCC野球解説者 山崎隆造 さん
「さすが即戦力として獲得したピッチャーだと思いました。まず立ち姿、左足を上げたときの姿が非常に美しい。そして、そこからの動きもスムーズでムダのない投球を繰り広げていました」

石田充 アナウンサー
「打席には 秋山翔吾 選手がいて、後ろには 黒田博樹 さん(球団アドバイザー)がいて、緊張したでしょうね」

RCC野球解説者 山崎隆造 さん
「そんな中で堂々として投げていましたし、球の強さというところでは、ドラフト5位・河野佳 投手より強い球なのかなと。2人とも強い球という特徴はありますけどね」

◇ ドラフト5位 河野佳 投手

石田充 アナウンサー
「マツダスタジアムそばの大洲小学校・中学校出身、河野佳 投手のブルペンも山崎さんにチェックしてもらいました」

RCC野球解説者 山崎隆造 さん
「河野投手も強い球を投げるんですが、質というところに着目すると、球持ちのよさがある投球なので。スピード感のある球持ちのよさでポイントをえぐるというか、差し込むタイプのピッチャーに見えました」