質疑になると、参加した地元の関係者60人からは、計画への疑問が相次ぎます。

地元参加者たち
「宮島の包ヶ浦は、“昔から何をやっても駄目だ”。伝説があるんです」

「動植物の生態系がどう変わっていくのか。人が入って、どう変わっていくのか知りたいです」

「あそこはビオトープにしていただきたい。ミヤジマトンボ、ヒメボタル、こういうものを絶対になくさないようにしてほしいと思います」

「高い建物を建てれば、または高い単価で泊まれるホテルを建てれば、宮島は潤うという考え方はやめてほしいと思います」

地元関係者からは、「住民へ周知がされていない」「自然環境や生態系への影響」など不安の声が上がりました。

では、その「包ヶ浦」とは、どのような場所なのでしょうか?