ウクライナに侵攻したロシア軍によって一時、占拠されたチョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所。そこで原発史上最悪とされる事故が起こったのは、36年前のきょうでした。平和公園(広島市)では、市民グループが、軍事侵攻の停止などを訴えました。

小林康秀キャスター
「雨が降る中なので、原爆資料館の下で被爆者を含むおよそ50人が抗議の座り込みをしています。」

広島県原水禁などは、原発事故の翌年から毎年、原発政策の転換などの抗議行動をしていて、26日は最終的におよそ60人が参加しました。

アピール文を発表する参加者
「ロシアは直ちに軍事侵略を停止せよ。チェルノブイリ原発事故を忘れてはなりません。」
ウクライナ侵攻の当初、ロシア軍はチョルノービリ(チェルノブイリ)原発を攻撃し、一時、占拠しました。参加者は、座り込みをして、ウクライナ侵攻の即時停止を訴えました。

広島県被団協 箕牧智之理事長
「非常に危険極まりないことをロシアは平気でやるので、ロシアが標的を定めて打ち込むのは 人間のやることではない。」
