1日アルバイトの人
「携帯を見ていたら、広告でこういうアプリがあった。ちょっとおもしろそうだと思って。」


そのアプリの名前は、「1日農業バイト」デイワーク。1日単位で農作業のアルバイトを見つけられるマッチングアプリです。ここ数年の間に全国各地のJAで導入が進み、人手不足解消に一役買っています。

「すごく助かっている。」(農家の人)

さらには、1日だけでなく、将来を見すえた期待の声も…。

「これを農業の後継に役立てたい。」(JA組合長)

きょうのテーマは、「将来的な救世主にも!? 『1日農業バイト』アプリが熱い」。


この3月から本格的にアプリを導入した広島・東広島市のJA広島中央の広告チラシです。「初心者OK」「短時間でもOK」がうたい文句になっていて、予想以上に応募者が多いそうです。実際にこのアプリを活用している農作業の現場を取材しました。


広島・東広島市高屋町の農業法人「重兼農場」です。この日は、キャベツの苗を畑に植える定植作業が行われていました。

アルバイトに指導
「苗を入れ、カゴの中に入れて、カッポン、カッポンと。やってみてください。」


先輩従業員から植え方の指導を受けるのは、この日、初めて来たアルバイトの児玉さんです。児玉さんは、JA広島中央が導入した「1日農業バイト」のアプリ・デイワークを通じて、このバイト先を見つけました。