注目のホテルの内部です。ことし秋、広島市でグランドオープンする予定の「ヒルトン広島」の建物が完成し、25日、報道公開されました。

小林康秀キャスター
「高さ102メートル、地上22階建てのヒルトン広島の建物がほぼできあがりました。重厚な作りで、富士見町の街並みも大きく変わりました。」
ヒルトン広島が入る建物は、旧広島東警察署やその周辺ビルの跡地に建設されました。

小林康秀キャスター
「22階、最も広いスイートルームの寝室です。ご覧ください。寝室からは南方向に海がきれいに見えます。似島や瀬戸の島々が見えます。」

「そして、目を転じると、ガラス張りのお風呂があります。この大きなお風呂からガラスを通して瀬戸の海も見ることができます。」

客室数は420です。鉄板焼きやすし、ビュッフェなどのレストラン、プール、チャペルなども設けられます。

小林康秀キャスター
「1000人規模の会議を行える広いスペースです。大小5つの大型画面が用意されていて、一番大きなものは275インチあるということです。こういった設備が整っている場所は、全国の中でもそうそうはないということです。」
「ボールルーム」と呼ばれる1300平方メートルの会議室です。国際会議の開催で観光など地域経済への波及効果が期待される「MICE」での活用が想定されています。

ヒルトン広島 サミュエル・ピーター総支配人
「全世界からお客さんを招くだけでなく、地元に雇用を創出します。わたしたちは中国四国地域で1つのチームになって、さまざまな仕事を創出していきます。もちろん地元の食べ物や飲み物などの提供も可能です。」

ヒルトン広島は、9月に一部が開業し、10月中ごろにグランドオープンする予定です。