9日は成人の日です。広島市では、「二十歳を祝うつどい」が開かれました。コロナ禍の影響で、成人の日に式典が開かれるのは、3年ぶりとなります。

会場となった「広島サンプラザ」では、あでやかな晴れ着姿の新成人らが集まり、友人との再会を喜んだり、写真を撮ったりしてにぎわっていました。

新成人
「かわいくしてもらって、よかったと思います」「うれしいの一言です」
式典には、およそ1万2000人が、それぞれの対象の区ごとに午前と午後に分かれて参加しました。
藤森憲也 記者
「式典開始まであと3分と迫りましたが、会場周辺はご覧のような状況です」

一方、空席が目立つ式典会場では、こんな思いが聞かれました。

二十歳の宣誓を行った小田涼介さん
「成年年齢が20歳から18歳に引き下げられ、18歳・19歳・20歳を迎える三世代が、一斉に成人となりました。ニュースなどでは、18歳が新成人として取り上げられ、本日、新成人として祝われるはずだったわたしたちは正直、複雑な気持ちと戸惑いを感じました」
なぜ、式典会場に入らなかったのでしょうか?