県内でコンビニ強盗事件が相次ぐ中、廿日市市にある店舗で訓練がおこなわれました。

「金出せ!金出せもっと無いんかオイ」コンビニ店内に強盗犯役の警察官の大きな声が響きます。訓練は、「セブンイレブン廿日市下平良2丁目店」で行われました。

犯人役の警察官が、凶器を持って押し入り、現金を奪って逃走。通報や、現場に駆けつけた警察官への説明などを練習しました。

店員の村岡さおりさんは「起きないとも限らないので、日頃から気をつけておこうかなと思います」と話していました。

県内では先週、大竹市と東広島市で凶器を持った男が強盗目的でコンビニに押し入る事件が発生しています。もし、コンビニで買い物中に強盗と居合わせたら、どのように対処すればいいのでしょうか?

廿日市警察署 生活安全課長の原本勇警部は、「犯人はお金を奪うことが目的ですので、極力犯人から距離をとったところで、静かに犯人が逃走するのを待っていただくのが安全上良いかと思います」と注意を促した。

まずは身を守ったうえで、すぐ通報することが大切だということです。