森保監督が大きな影響を受けた広島で今、気になっていること。それは、サッカースタジアムの建設です。

森保監督
― スタジアム外郭が見えつつありますが、いかがですか?

「いや、夢がありますね。本当に夢を持てるスタジアムだと思います。過去に尽力してくださった方をリスペクトして感謝しながら、また次の夢に向けるというのは広島、すばらしいなと思いますね」

「サッカーの試合を見に来るだけじゃなくて、そこに集まってコミュニケーションが生まれる。コミュニティーが作れている場になってほしいと思いますね」

 このスタジアムができたあかつきには、ぜひ代表戦もという話もあり、代表監督続投されるとうかがっているが…。

「楽しみですね、そして、また、広島は世界に2つしかない、原爆の被害に遭った被災地でもありますし。代表戦があったときには、まずはスポーツとして楽しんでいただくということと、日本中・世界中の人たちに世界平和を発信できるような、そういうときがくれば、うれしいなと思います」

― 今、戦争がウクライナで起こっていたり、さまざまな状況がある中であらためてサッカーができる幸せというのは感じる?

「カタールのワールドカップで一番感じたことは、実はサッカーの結果よりもサッカーを通して、スポーツを通して、国と国・人と人がつながれることをすごく感じました。人と人がつながって、国と国がつながって、世界平和につながる輪ができるような、そういう貢献ができればうれしいなと思っています」

あすは、監督から見たサンフレッチェ広島やこれからの日本代表について、まだまだうかがっていますので、お楽しみに。