大雪が続く広島・北部の豪雪地帯(庄原市 高野)から今(午後6時過ぎ)の様子を伝えてもらいます。

RCCウェザーセンター 乙藤亮平 気象予報士
「現在も横殴りの雪が降り続いています。午後4時台に中継でお伝えしたところから移動しまして、道の駅たかの(庄原市)に来ています。1時間くらい前に到着したのですが、5分~10分おきくらいに強弱を繰り返しながら雪が降り続いています。(午後6時積雪 84センチ)どれも細かい粒の雪です。
特に午後6時を過ぎたあたりくらいから強めに雪が降っている感じです。突風のように一気に強く吹く風はないのですが、絶えず西寄りの冷たい風が吹き続けている印象です。
手元の気温計でもマイナス2~3℃くらいでして、一日、氷点下の真冬日になろうとしています。きのう22日より気温が3~4℃低くなっていますので、細かい雪、さらさらとパウダースノーのようになっている感じを受けます。時折り、強めの風が吹くだけで雪が舞い上がるような光景も見られます。

今夜、大雪のピークは過ぎつつありますが、あす24日にかけて強い冬型の気圧配置は続く見込みです。特に県北部の山沿いでは、断続的に雪が降って、一時的に強まるタイミングもありそうです。
引き続き、今夜、積雪が増えていくこともありますし、路面の凍結など交通障害にもまだまだ十分に警戒が必要となります」