大阪・関西万博のパビリオン「クラゲ館」の移築候補地に広島県福山市が決まりました。
移築されるのは、数学研究者の中島さち子さんがプロデュースした「いのちの遊び場 クラゲ館」です。万博期間中はデジタル技術を使って音や光などを五感で感じる体験施設として親しまれました。

福山市は2029年度にオープン予定の科学館「子ども未来館」と親和性があるとして、日本国際博覧会協会へ「クラゲ館」の誘致を申し出ていました。市は来年1月に譲渡契約を結び、3月、設計に着手する方針です。
配置場所は旧市体育館跡地に隣接する公園内の予定です。市は「子ども未来館」の屋外フィールドと位置づける想定です。
移築には5億300万円で維持費は3年ごとの定期点検で15万円、10年ごとの屋根の膜の張り替えに6千万円が必要だということです。
枝広直幹市長は「市民のみなさまに喜んでいただける施設にしたい」とコメントしています。


































