妖怪をモチーフにした生活道具を紹介する企画展が、三次もののけミュージアムではじまりました。
企画展「妖気(ようき)なもののけLIFE」では、妖怪をモチーフにした日用品や工芸品などの道具63点を、前期と後期に分けて展示しています。

京都の旧家に伝わっていた人魚の皿。人魚を食べると不老不死になるという伝説から、長寿の願いが込められているといいます。
さまざなま妖怪を描いた「百鬼夜行絵巻」をデザインした着物も展示されています。背景の黒いラインが、夜の闇を表しているとみられています。

もののけミュージアム学芸員 伏見由希さん
「子どもさんが楽しむようなおもちゃもありますので、私たちの生活で、妖怪と一緒に暮らしてみたらどうかな…と想像してもらって楽しむ展示になっています」
会場では、来年の「午年(うまどし)」に合わせてユニークな絵馬も紹介されています。企画展は、来年3月10日まで開かれています。

































